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名駅MAブログ

【監修:増岡尚哉】


歯並びがきれいだと笑顔が素敵にみえますよね。せっかく矯正治療をするのであれば、目立たない、痛くないものが良いと思われるのではないでしょうか?今回は、目立たない「マウスピース矯正」の種類を徹底比較していきましょう。

【目次】
1、「目立たない」だけではない、マウスピース矯正のメリット
2、乱立するマウスピースブランド、その違いは?
3、三大マウスピースブランドを比較
 ・キレイラインの特徴
 ・アソアライナー(クリアアライナー)の特徴
 ・インビザラインの特徴
4、大きな違いは対応できる症例
5、症例の違いから値段や治療期間が、回数が変わる
6、どれにするのか、判断するポイント
7、納得して治療を始まるためには専門のクリニックに相談するのが近道

「目立たない」だけではない、マウスピース矯正のメリット

1    装置が透明なので目立たない
矯正治療に使用するマウスピースはプラスティック製で色は透明です。
厚みも薄く治療していても周りに気づかれることなく治療をすることができます。そのため、見た目を損なうことなく歯並びの改善ができることはメリットのひとつです。


2    取り外しが可能
基本的に20時間以上の装着が望ましいといわれています。食事や歯磨きの際には取り外して食事をしていただくことができるため、ワイヤー矯正のように食事中に食べ物が詰まることなく楽しんで食事をしていただくことができます。取り外すことができるため、食後のブラッシングもしっかりすることができ、矯正治療中に虫歯ができてしまうことや歯周病のリスクを軽減することができます。


3    通院回数が少ない
矯正治療の期間は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正ではほとんど差はありません。
通常のワイヤー矯正だと、ワイヤーの調整が必要となるため、月に1回の来院が必要になります。
しかし、マウスピース矯正は自宅でマウスピースを交換していただくことができるため2ヶ月に1度の通院で済みます。お仕事をされている方や時間が限られている方にとってはうれしい治療方法といえるでしょう。


4    治療期間や治療後のイメージが事前にわかる
ブラケット矯正はマウスピース矯正は、今後自分の歯がどのように動いていくのかをコンピューター上でシミュレーションすることができ、治療をする前から治療後のイメージを持つことができます。これはほかの治療とは違い矯正を悩んでいる方にはイメージしやすく治療を検討している人にとっては仕上がりを見ることができイメージしやすくなるのでメリットのひとつであるといえます。

乱立するマウスピースブランド、その違いは?

マウスピース矯正といっても代表的なインビザライン、キレイライン、アソアライナー・・・など多くのマウスピース矯正のブランドが続々と出てきています。

たくさんありすぎて、どれも同じ・・・何が違うの?と思う方も多いのではないでしょうか?

それぞれのブランドごとに装置の素材や治療方法に違いがあり、治療内容も「全顎矯正」「部分矯正」と大きく分けて2種類あるため、自分の口腔内の状態かによってどのブランドの治療と一致するかをしっかり見極める必要があります。

三大マウスピースブランドを比較

マウスピース矯正を考えている方にとっては、SNSなどの広告が目に入ることが多くなっていますよね。

調べれば、調べるほど何がいいのか?違いは何か?と分からなことだらけで迷ってしまいます。

今回は、三大マウスピース矯正の特徴をお伝えします。

治療期間や費用は装置・医院によっても違うので、事前に知っておくとどの治療方法にするかの判断基準になると思うので、目安として参考にしてみてください。

キレイラインの特徴

専用のソフトウエアを用いて、歯科技工士がマウスピースをデザインし3Dプリンターで作成され歯科医院に届きます。

通常のワイヤー矯正は1年〜3年ほど治療期間が必要ですが、キレイラインは最短5ヶ月で改善する事が可能です(公式ホームページより)。
前歯の矯正や軽度の症例を対象にしていることや、トライアルができるという気軽さでご存知の方も多いのではないでしょうか。

日本全国で50医院以上の提携クリニックがあります。(2022年現在)

アソアライナー(クリアアライナー)の特徴

日本製で国内の専門のラボが製作しているため、型採りをしてから約10日でマウスピースを製作することができます。

インビザラインと比べ作製日数が短いためすぐに治療開始できるのもメリットのひとつです。こちらもやはり複雑な歯の動きへの適応範囲は限られますが、症例によっては治療が可能です。

毎月、歯型を採り新しい装置を製作していきます。一回の型どりで2~3枚のマウスピースを製作していきます。

インビザラインの特徴

インビザラインは1997年アメリカのアライン・テクノロジー社によって開発され、25年以上の歴史があります。日本での治療は2006年から開始されました。

海外製の装置のため製作をするため治療までに約1ケ月ほどかかります。

最大の特徴は「適応症例の広さ」です。マウスピース矯正の中でNO1の症例実績を誇り、全世界で1200万人の矯正治療に使用されてきました。

治療のクオリティへの信頼度が高く、回転・傾斜した歯の移動など様々な動きに対応することができます。もちろん、前歯のみの部分矯正も35万円前後から可能で、様々な料金プランがあります。

無料相談はこちらから

大きな違いは対応できる症例

マウスピース矯正には「全顎矯正」と「部分矯正」があります。

奥歯を含めた全顎矯正には、大きく歯を移動させていく治療のため、抜歯が必要なケースや樹脂製のアタッチメントを使用しますよう。

軽度〜重度のほぼすべての症状に対応ができ、インビザラインが全顎矯正には向いているといわれています。

もちろん前歯の部分のみを治療する部分矯正にも対応しています。全顎矯正に比べると治療期間も短期間で行うことができ、治療費も低価格で治療を行うことができます。

軽度〜中等度の症状であれば、お口の状況によりますが、インビザライン・ライトやアソアライナー、クリアコレクトなども選択肢に入ってくると思います。

症例の違いから値段や治療期間が、回数が変わる

矯正治療は高額と思っている方もいると思います。しかし、治療内容によっては金額も様々です。

仕事をしているので通院するとなるとどのくらいの頻度で通院したらいいのか?気になりますよね。
症例と装置によっては期間も違います。費用や治療期間をわかりやすくご説明しますね。


・キレイライン
治療期間:5ヶ月〜1年3ヶ月程度
一般的な費用:10万〜30万円
通院回数:1ヶ月半に2回もしくは3ヶ月に2回の通院


・アソアライナー
治療期間:4ヶ月〜1年半程度
一般的な費用:45万〜70万円
通院回数:4週間に1回


・インビザライン
治療期間:1年〜2年程度
一般的な費用:80万〜100万円
通院回数:3ヶ月に1度の通院


このように治療方法によって金額・通院頻度は様々です。ご自身にあった治療方法をじっくり探していきましょう。

どれにするのか、判断するポイント

どのタイプのマウスピース矯正をすればいいのか?迷ってしまうことはあると思います。

それぞれに特徴があり、ご自身の歯並びをどのように改善していきたいかによって用途は変わるのではないでしょうか?

前歯のみを改善したいのであれば部分的矯正に適しているマウスピース。

噛み合わせをしっかり改善したいのであれば全顎に適しているマウスピースなど様々な用途によって使用するマウスピースが変わってきます。

そして、期間や費用も大きなポイントになるのではないでしょうか?

ご自身では気にしていないことも実は大きな問題点として出てくることもあると思います。

まずは、ご自身がどのように改善をしていきたいのかをしっかりと知ることも判断するポイントになるのではないでしょうか?

納得して治療を始まるためには専門のクリニックに相談するのが近道

自分の歯並びがどの治療にあっているのか?を知ることが大切です。ただ、注意していただきたいのは、自己判断をしない、ということです。

自己判断やインターネット上の情報、知人の体験談などで矯正装置を選んでしまうと、噛み合わせが崩れたり、ご自身が思っていたような仕上がりにならないケースも少なくありません。

また、それによって治療のやり直しなどが必要になれば、期間・費用にも大きな差が出てきます。

まずは、信頼できるクリニックに相談し、お口の状況を診てもらい、シミュレーションなどで説明を聞いてみていただくのが良いかと思います。

まずは何件か相談に行ってみて、ご自身が納得できる治療方法を選ばれることをお勧めします。

当院でも「矯正無料カウンセリング」を行っています。これから矯正をお考えの方、あるいは、すでに他院に相談してみたが内容に納得できなかった、という方も、お気軽にご予約ください。