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名駅MAブログ

『歯並びを綺麗にしたい』『歯のコンプレックスをなくしたい』と思う一方、「やっぱりあの目立つ器具が気になる・・・」「矯正していると思われるのは恥ずかしい・・・」と悩んであきらめている人も多いのではないでしょうか?
実は、矯正治療をしていることに気づかれず、治療を行うことが出来る方法が2つあります。それは『裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)』と『マウスピース矯正』です。今回は、治療方法のメリット・デメリットをご紹介します。


【目次】
舌側矯正(裏側矯正)のメリットは?
舌側矯正(裏側矯正)のデメリットとは?
舌側矯正(裏側矯正)とマウスピース矯正との違いは?
舌側矯正(裏側矯正)とマウスピース矯正の比較
治療費を少しでも抑えるために知っておきたいこと
まずは、無料カウンセリングを受けてみませんか?


舌側矯正(裏側矯正)のメリットは?

まずはじめに、舌側矯正(裏側矯正とも呼ばれます)についてご紹介します。

1.外から見えないのが最大のメリット!

矯正治療中も歯の裏側(舌側)に矯正装置をつけ、歯の移動をさせる為、外見の違いを気にせずに
日常的生活を送る事が出来ます。外からは見えない為、他人に気づかれることはありません。
職業柄、目立つ矯正に抵抗がある方には最適です。

2.前歯が引っ込みやすくなる

矯正治療は歯を抜いてスペースを作り、開いたスペース分、前歯を後ろに移動させます。この際、奥歯を固定源にして前歯を引っ張って歯を後方へ移動させます。

表面矯正は、固定源であるはずの奥歯が逆に前方に引っ張られてしまい、歯の移動のコントロールが難しい場合があります。裏側矯正は装置が固定源となる歯を後方へ引き込んでいくことを得意としているので、比較的前歯の移動がスムーズになります。

3.舌癖防止!

舌で前歯を押してしまう癖が、出っ歯を引き起こす原因になることがあります。

通常の舌の位置は、上の歯の付け根から1センチほど奥に下がった「スポット」と言われる位置にあるのが正常です。しかし、舌の癖があると舌は常に歯の裏側を押し続け、リラックス時でもスポットに舌は留まっていません。

舌が歯に圧力をかけ続けていると均衡が崩れてしまい、歯が前方へ傾いてしまい「出っ歯」になってしまいます。この舌の癖を直さない限り、いくら歯並びを改善しても後戻りが生じてしまうのです。

しかし裏側矯正は、装置が裏側についているため舌で歯を押し当てる癖を抑制する効果が期待でき、装置自体が舌癖防止の役割も果たしてくれます。矯正治療中に舌の癖を改善していくことで、装置を外した後の後戻りのリスクを減らすことができます。

4. 虫歯になりにくい

ワイヤーの矯正装置を付けると磨きにくくなるため、装置の周りに歯垢が残りやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
しかし歯の裏側は、歯の表面に比べ唾液が多く循環しているため、虫歯菌が増殖しにくい環境といえるでしょう。

とはいえ、通常より歯磨きは難しい状態です。
裏側矯正だからといって歯磨きをおろそかにすると、当然虫歯のリスクは高くなるので丁寧な歯磨きは心がけてくださいね。

5.食事後も気にならない

矯正器具に食べカスが詰まることは、ある程度仕方のないことです。特に表面矯正をしている場合、人と出かけた際に食べカスが挟まっていないか気にしながら食事をする方も多いでしょう。
裏側矯正にした場合、食べカスが詰まっていても見えないので気にせずに食事を楽しむことができます。

舌側矯正(裏側矯正)のデメリットとは?

それでは、舌側矯正のデメリットは何でしょうか?

1.装置の違和感を感じる

裏側矯正は歯の裏側に装置が付きます。そのため装置を付けた直後は特に違和感を感じ、舌が装置に接触して傷がついたり、口内炎ができてしまったりする事があります。

個人差がありますが、装置を付けてから1〜2週間経つと違和感は薄れていきます。

2.発音がしづらい

歯の裏側の装置が邪魔になり、はっきりと発音しにくいことがあります。

特に、日本語では「さ行・た行・ら行の言葉」、英語では、「th・l・rの発音」に影響が出やすい傾向があります。発音のしにくさはずっと続くのではなく、平均して1週間〜1か月程度で慣れてくる事が多いようです。

3.食事のストレス

めん類や食物繊維質の食べ物が装置に絡みつく、お肉や硬いものが噛みにくい等、「食事のストレス」は表面矯正も裏側矯正も同じ様に感じます。
装置に食べ物が絡まり「食べ物が口に残りやすい」ため、ゆっくりと食べる、食後は口をゆすぐことを心がけましょう。

4.歯磨きが難しい

歯の裏側は目が届きにくい為、装置を付けていなくても歯磨きが難しい部分です。

装置があることで更に歯磨きが困難になり、虫歯や歯周病、口臭の原因になります。普段よりも丁寧な歯磨きが重要です。

また、どんなに頑張って磨いてもセルフケアだけでは限界がある為、定期的に歯科医院での専門的なクリーニングを行うことをお勧めします。

5. 表面矯正より費用が高い

裏側矯正は表面矯正に比べて約1.5倍の費用がかかると言われています。

歯の裏側はデコボコしていて形が複雑なため、既製品のブラケットや表面矯正の装置を使うことができません。
既製品の装置が使用できる表面矯正とは違って、裏側矯正は「患者様に歯並びに合わせたオーダーメイドの装置」を作る必要があるため、装置代が高くなってしまうのです。

また、歯の裏側は作業がしにくい為、ワイヤーの調整に技術と時間がかかる事も治療費がたかくてなってしまう要因のひとつです。

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舌側矯正(裏側矯正)とマウスピース矯正との違いは?

目立たない矯正治療には、裏側矯正以外にも「マウスピース矯正」という選択肢があります。

透明なマウスピースを使うため目立つことがありません。装置が取り外しができる、痛みが少ない、口の中をケガしにくいといった裏側矯正にはないメリットが多いことに加え、裏側矯正よりも低価格帯に位置付けられているため、近年では世界的にマウスピース矯正を選択する患者様が増加しています。

また、「マウスピースをかぶせてしまうので抜歯をした場合にもすき間が目立ちにくい」というお声もよく聞きます。

舌側矯正(裏側矯正)とマウスピース矯正の比較


舌側矯正 マウスピース矯正
見た目 見えない 近くで見るとわかる
費用 やや高価(100~170万) やや安価(70~100万)
痛み 少し感じることがある ほとんどない
治療範囲 広い 狭い
抜歯を行う 適用できる 不適応の場合がある
着脱の可否 歯科医院でのみ 自分で行える
金属アレルギー 素材によって可能性がある なし

透明なマウスピースはほとんど目立ちません

治療費を少しでも抑えるために知っておきたいこと

舌側矯正、マウスピース矯正についてご説明させていただきましたが、矯正治療の相場は60万〜150万円程度と言われています。

そのため誰もが気軽に受けられる金額ではありませんが、金銭的な理由で矯正治療を諦めてしまう前に少しでも軽くする方法をお伝えします。

治療費の負担を減らすポイント

<リーズナブルな治療方法を選択する>
使用する装置によって矯正治療の費用は大きく違います。医院によって金額は様々ですが、治療費が低いものから高いものまで順に挙げると、

①    部分矯正
②    表側矯正
③    マウスピース矯正
④    舌側矯正

という順になります。ご自身に適したプランを選択することで費用が抑えられるケースもありますが、部分矯正はお口の状態によっては対応できない(トラブルの原因になる)場合があるため、必ず矯正医にご相談の上検討して下さい。

<分割払いで負担を軽減する>
①クレジットカードを利用する
一度にまとめて支払いをすることが困難とき、クレジットカードの分割払い・リボ払いが便利です。
分割払いを利用すれば月々の支払の計画がわかり、無理のない支払が可能です。また、カードによってはポイントや特典も加算され、お得になることがあります。

ただし、カードの分割払い・リボ払いを利用する場合は金利手数料がかかります。利用する際はカード会社にご確認下さい。

②    デンタルローンを利用する
クレジットカードを持ってない方やクレジットカードでの分割払いよりも、更に金利手数料を抑えたい方はデンタルローンがおすすめです。

デンタルローンは信販会社が患者様に代わって医院に立替払いをし、患者様は信販会社に手数料を含めた治療費を月々支払っていく仕組みです。

歯科用のローンは約8.5%〜分割回数も設定できるので余裕を持って返済が可能です。ただし、デンタルローンには審査があり、場合によっては審査の手続きに時間がかかる事があります。


<医療費控除を利用する>
医療費控除とは、その年の1月1日〜12月31日までの1年間に自分や家族の治療に10万円以上の医療費を払った場合、一定の金額の所得控除を受ける事ができる制度です。

本来、美容目的の治療は医療費控除の対象ではありませんが、歯並びと噛み合わせを整え、健康な身体を作る目的であれば、矯正治療は医療費控除の対象として認められます。

通院のための交通費も医療費控除の対象です。ご本人だけではなく付き添いの人の交通費も認められています。ただし、申告できるのはバスや電車などの公共交通機関のみです。自家用車のガソリン代や駐車料金は対象外です。

医療費控除は現金払いだけでなく、ローンやクレジットカードカードの分割払いも対象です。医療費控除を受けるときの支出を証明する書類として歯科ローンの契約書の写しや信販会社の領収書を添付する必要があります。

※ローンに係る金利手数料相当分は医療費控除の対象外です。

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