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名駅MAブログ

新生活も始まり、転勤や進学などで引っ越しをされる方も増えております。矯正治療は矯正医の考え方や技量によって治療計画が異なりますので、転院前にしっかりと手続きを行う必要があります。今回は、矯正治療中の転院にかかる費用や手続きについてご紹介します。

【目次】
矯正中の転院で注意するべきポイントとは?
・ワイヤー矯正治療中の転院で注意すべき点
・マウスピース矯正(インビザライン)治療中の場合
・マウスピース矯正(インビザライン)転院時にかかる費用とは?
  1.動的治療中の転院(歯を動かしている途中の方)
  2.治療がほぼ終了に近い方
MAグループでは担当医・治療計画の変更なく転院が可能です

矯正中の転院で注意するべきポイントとは?

冒頭でお伝えした通り、矯正治療の治療計画は担当医の考え・技量を元に計画されています。

治療を担当する歯科医師の技術や経験、さらには最終的な歯並びを決める美的感覚も担当医によって異なります。つまり、同じ歯並びであっても歯科医師によって治療計画・装置・治療後の見た目が変更になる可能性があると言えます。

ですから、もし引っ越しや移住が必要になる場合には、まずは同じ担当医の元で治療を続けられないかを検討し、それでも難しい場合にはしっかりと引継ぎを行う必要があります。

ワイヤー矯正治療中の転院で注意すべき点

ワイヤー矯正では、治療の進捗状況に応じて治療費の一部を返金し、転院先の担当医に引き継ぎを行うことが一般的ではないでしょうか。特に日本矯正歯科学会に所属している医院では、この方針に基づいたルールになっていることが多いかと思います。

例えば、矯正治療(歯を動かす治療)が全体の2/3まで終わった段階で転院することになったときにはおよそ1/3が返金されるというイメージです。

転院にかかる費用については、医院によってルールが異なるため確認が必要ですが、その他追加費用が発生するケースもあります。患者様の基本情報(レントゲンや治療記録など)を引き継いだうえで、転院先の医院で治療計画や装置が変更になるような場合です。

また、ワイヤー矯正をされている方の場合、転院のポイントの一つに「装置の種類」があります。

舌側矯正や使用中のワイヤーの種類によっては、全ての医院が対応しているわけではないため、転院の際には同じ治療を行っている医院を探すか別の装置に変更をすることになります。

引っ越しや留学後には手続きも増えるため矯正以外にも忙しくなることが考えられます。満足のいく転院先を探すためにも、できるだけ早めに転院の準備をされることをお勧めいたします。

マウスピース矯正(インビザライン)治療中の場合

マウスピース矯正(インビザライン)の特徴の一つに「通院回数の少なさ」があります。

通院頻度は2ヶ月に1回程度なので、もしも海外に留学中の方だとしても、数ヶ月に1度の来院が可能であれば、そのまま同じ医院で治療を続けるといったことも可能となります(必ず担当医の判断のもと治療を行ってください)。

また、従来のワイヤー矯正に比べてマウスピース矯正(インビザライン)では、治療中のトラブルも大幅に改善されています。

装置が外れてしまった・ワイヤーがゆるくなってしまった・痛すぎて食事ができないなど思わぬタイミングで通院が必要になることもないため、多少遠方であっても同じ医院で継続して治療を受けやすいという特徴があります。

実際に、当院の患者様は東京全域以外にも埼玉・千葉・神奈川などから通院されている方も多くいらっしゃるんですよ。

マウスピース矯正(インビザライン)転院時にかかる費用とは?

インビザラインは、治療の引継ぎの方法がワイヤー矯正とは少し異なります。

当院の転院手続きを例にご紹介します。

1.動的治療中の転院(歯を動かしている途中の方)

マウスピース矯正「インビザライン」では、症例に応じて「治療期間」が設定されています。

例えば全体矯正の場合、治療開始から「5年間」であればマウスピースの再作製が可能とされ、その期間内で治療が終われば転院後の費用も抑えることができます。

※「インビザライン・ライト」と呼ばれる製品では、このルールは当てはまりません。
※再作製には上限回数がございます。転院前の医院で既に何度も再作製をされている場合は追加費用が発生しますのでご注意ください。

上記費用の他、転院後にかかるのは「継続治療費」です。これは、治療計画通りに治療が進んでいるかのチェック、アタッチメント(レジンの突起物)の付け直し、ズレが生じている場合には治療計画の修正など、いわば治療を効率よく進めるためのマネジメントにかかる費用が発生いたします。

2.治療がほぼ終了に近い方

ほぼ治療が終了されている場合には、リテーナー(保定装置)作成費用が必要となり、エムアンドアソシエイツグループでは、保定装置代として50,000円+消費税の費用をいただいております。

なお、もし一旦リテーナーを作製して保定期間へ移行した後であっても、インビザラインの有効期限内であれば治療を再開することも可能です。「治療は終わりです」と言われたものの、まだ気になる箇所があるという場合にはお早めにご相談ください。

MAグループでは担当医・治療計画の変更なく転院が可能です

エムアンドアソシエイツ矯正歯科は全国(北海道・東京・大阪・名古屋)にグループ院があり、グループ内の転院が可能となっております。

また、担当医の変更もなく同じ治療計画のままで転院していただくことが可能ですので、追加費用も必要ありません。

もしも当グループへの通院が難しく他院へ転院される際には、転院先の先生へしっかりと引継ぎをさせていただきます。治療についてご不安な点、ご相談がありましたら、お気軽にスタッフまでお声掛けください。

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